アラ還おやじのチャレンジ日記

還暦まで3年弱!! アイアンマンとUTMF完走を目指す日記

会津那須越県ロングトレイルラン(92km)に行ってきました。

2019年9月23日 6連戦の第6戦目 会津那須越県ロングトレイル

9月20日金曜日の午後に東京より新幹線で那須塩原に移動、その後在来線で1駅の黒磯駅に到着。

ここから関東バス板室温泉にのんびりバス旅行🚌です。

 

板室温泉はとっても古い温泉街って感じで、売店や旅館の閉店が目立ちます。

このロングトレイルランも村おこしの一環で、村の方の手厚い歓迎で迎えられました✌️

私がたまたま泊まった勝風館は写真の右側の温泉宿で、そこのご主人がこのロングトレイルランの板室温泉側のリーダー的存在でした。

非常に親切にして頂きありがとうございます😊

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金曜日には夕食までまだ時間があり、まずは完走祈願で板室温泉神社にお参りしてきました。

ゴールはこの神社の山の上にある園地ですが、レースの最後にこの神社まで駆け上がり、そしてもう一段高い園地まで登るのは、何となく意地悪を感じるのはわたしだけでしょうか💦
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勝風館で温泉につかって(ちょっとぬるいのは板室温泉の特徴かな♨️)、夕食を頂きました。
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お風呂はこじんまりして、とっても気持ちよく、のんびり出来ました。
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レースの予定は、21日のお昼12時のバスで、板室温泉からスタート地点の福島県大内宿に移動です。

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バスは大型バスです。
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大内宿到着

まずは、大内宿の全貌を確認
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茅葺屋根の古民家が通り一帯建ち並んでいます。
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その大半がお土産屋さんです。

観光客はものすごく多いです。
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大内宿で有名なネギそば

このネギで食べるそうですが、ツルツル滑るので直ぐにギブアップして割り箸を使わせて頂きました。ネギは甘くて物凄く美味しいです。
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大内宿の体育館で受付と説明会です。
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事前準備と作戦はバッチリですが、、、、💦
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説明会までの2時間ほどは仮眠です。
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第一回の開催とあって、プロジェクターが無いと言うトラブル(笑)

準備で15分遅れで説明会。手作り感満載の説明会ですが、決め細やかなコース説明で非常に役に立ちました。
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スタート前に神主さんのご祈祷です。
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スタート地点で、大内宿あげての盛大な催しです。
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21日20時のスタート

夜間の写真は撮れていません、、、

スタート直後に大内宿の周りを2km ほど1周してからスタート地点に戻ってから山に入っていきます。

そもそもその時点で後ろから10番ぐらい。

どうも体が重い。

いつもと違うのは、装備でリュックの中にハイドレーションパックを入れて、600ccほどの水と食料が多いぐらいなので、約1.2kgぐらいの増荷重です。

体重は春のシーズンに比べて2kgぐらい重いのが気にかかります。

まず、1つ目の小野岳。4kmで600mを一気に登りますが、登りよりも頂上後の下りが、5kmで900mを一気に下る急斜面。

12km地点の湯野上温泉にでた時には、既にこの地点で気持ち的に30kmを走った状態。

ここから24km地点までダラダラした登り坂。その後2kmで600mの急登坂。

この二岐山の女岳男岳まで登りの大半はロープを使わないと登れないような急斜面です。

もうここで足は既に終わった感じ😭

31kmの給水所までの下り坂は全くスピードが出ない状態でした。

予定ではここまで6時間(遅くても7時間)の予定が、7時間45分も使ってしまった💦

52kmの唯一の関門を13時間で通過しなくてはならない。あと21kmを5時間15分でクリアしなければならない。

次の小白森山と大白森山の状況をスタッフに効くと、前の二岐山よりましとの事。それを信じて挑みましたが、直ぐにその言葉はスタッフの気休めと心使いと気付きました。

そりゃそうですよね、4km弱で700m近く登る後半の1/3はロープを使っての急勾配😭

何も考えず、前も見ずに、ただひたすらさっきのスタッフに殺意を抱きつつ、足元のみを見ながら一歩一歩踏みしめるだけでした。

永遠と思える時間が過ぎる中で、だんだん周りが明るくなってきました。それだけが唯一の癒しでした。

小白森山の頂上に着いた時、朝日と雲海の素晴らしさに感動しました😂

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次に大白森山までダラダラした登り下りの繰り返し。

しかしちょっとした登りに悪態をつきつつやっと大白森山の頂上に着いた時は、既に11時間経過の朝7時です。

あと下りばかりの14kmを2時間で走破しないと関門閉鎖。

何とかなると思って下りに入りましたが、直ぐにその希望も消え失せました。
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下りに入って直ぐに瓦礫の中をロープを使っての降下。高度にして250mぐらい、足に力が入らないので腕の力だけで降りる状態。
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何とか林道に出た時には既に15分経過。

あと14km弱を1時間45分でクリアはここで断念😭

関門の次の目標の15時間クリアで、ショートコースを走らせてもらえるリベンジコースに目標を変更。

緩い下り坂の林道をひた走るのですが、おんたけトレイルで似たような状況を1km7分台で走っていたのが、今回は9分から10分しかスピードが出ず、次の目標もちょっとアクシデントがあればクリア出来ないと、ひたすら足を動かす事だけに神経を集中して無心で下って行きました。

観音沼が見えた時涙が出そう😂

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観音沼エイドの関門に1時間遅れの14時間で到着。

ショートコースの準備と食事を済ませて、ちょっと休憩。

ここでアクシデントが、、、、

さあスタートとスタッフに声をかけて、拍手で押し出された直後。
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押し出された直後、前に申し訳なさそうなマーシャル。

マーシャル曰く、今連絡が入りショートコースが今後の悪天候の為に中止に、、、、

え゛〜〜まじ〜〜💦と叫んでしまいました。

あと1分早くスタートしていれば、何とかスタートできたかも😓

食事に時間をかけたのが悪いのか、休憩したのが悪いのか、後悔しても仕方がないと再度食事の食べ直し(笑)

ここ52kmで今回のレースは終了です。
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ここでガーミンの計測を止めたので、休憩と準備に30分近くかけたって事ですね。
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30分以上収容バスを待って、ゴールのある板室温泉に到着

勝風館に着いて温泉につかってもまだ14時、次回の絶対のたどり着きたいゴールを見に温泉神社の園地に。

男性のトップが13時ごろゴールしたとの事、私が見に行った時にちょうど女性のトップがゴール。

その後続々とゴールに入ってきます。

来年は絶対に完走するぞと温泉神社に誓って今回のレースは完全に終了しました。
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23日朝、昨日疲れ果てて帰りの準備ができなかったので、6時から起きて筋肉痛で苦しみながらぼちぼち帰路の準備。

最後に再度温泉に浸かって♨️今回のレースの総括をしました。
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9時20分のバスで那須塩原まで移動して、その後新幹線で東京に戻りました。

レース兼温泉一人旅もだんだん慣れてきました。

次は韓国チェジュ島のウルトラトレイルランですが、今回の教訓を生かして頑張ってきます。

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